へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年7月21日の米国株市場の個人的展望

7月20日の米国株市場は上昇して終えたが、21日は下記の画像のように主要三指数の先物の動きを見る限りはまだ方向性はハッキリしていないと思う。

なので今夜は横ばいの値動きになりそう。

 

そしてここにきてWTI原油がまた大きく下落し始めている。

下記がWTI原油のチャートになるが、

緑色の200日移動平均線にタッチして下髭を付けている状態で、95ドル付近は3月からの下値近辺ということで更に下へ掘っていきそうな動きをしている。

明確に200日移動平均線を下抜ければ今後のCPIで予想を下回る結果を出してくる可能性もあり、そうなればインフレが鎮静化してきているという事でFRBが金融引き締めの強化を少しばかり緩めてくる事も考えられる。

 

またNetflixの決算発表があり、

EPS  結果$3.20 予想$2.96

売上高 結果$7.97B 予想$8.04B

ガイダンス EPS 結果$2.14 予想$2.77

      売上高 結果$7.84B 予想$8.08B

EPS以外は予想を下回り、有料会員数も-97万人という事でかなり悪い結果だった。しかし株価は下記のように上昇で終えている。

今年に入ってNetflixは3分の1近く株価を下げており、これ以上の下落圧力は少なく、また有料会員数が-200万人という予想だったのが結果-97万人と予想より悪くなかったということ、そして地合いが良かったという事もあり上昇したのかもしれない。

 

そして7月20日の引け後にはTeslaの決算発表もあった。

EPS 結果$2.27 予想$1.85

売上高 結果$16.934B 予想17.2B

売上高は微妙だったが、年平均+50%の納車台数維持という事で株価は時間外で2%程上昇している。

 

市場が開いてからのTeslaの値動き次第だが、今夜のNDXは上昇は少し厳しいかもしれないが、大きく下落するような状況ではなくなってきたのかもしれない。

 

更にあるYoutuberさんが下記のようなS&P500の内部者が株式を買っているか売っているかのグラフを公開してきていた。

これによれば今現在は緑色の点線Heavy buyingの水準まで株式を購入していることが分かる。

S&P500の内部者はここ最近の米国主要企業の株がかなり売り込まれていると見ている可能性が高い。

そして決算シーズンがこれから本格化してくる前にこのように買いポジションを高めているという事は内部者はそれぞれの決算内容に自信があるのかもしれない。

自分もどこかで米国ETFに資金を投入してみようかと画策している最中であります。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておこうと思います。

比率に関しては特に動きはなさそうです。

 

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2022年7月18日の米国株市場の個人的展望

日本は3連休中ですが米国株市場は開いていて、すでにNDXは下記のように上昇している。

なので、7月18日は米国市場は強いかもしれませんが、この上昇は短期的になる事も意識しておいた方が良いと考えています。

その理由としては、下記のようにWTI原油等のエネルギー全般も上昇している状態ということです。

特にWTI原油はバイデン大統領が中東歴訪を行ったが、原油増産を確約させる事が出来なかったようで、その影響で上昇しているようです。

このままエネルギーが再び上昇してくるとCPIの結果が高止まり状態を維持し、FRBはインフレを退治したいのだから金融引き締めを更に強化してくるだろう。

そうなればまたNDXは下落してくると思われるので、WTI原油の動きは注視しておいた方が良いかもしれない。

 

そして今週から米国は決算シーズンに突入しているので、ここで主要な企業のガイダンスが予想を下回ると下落圧力は高まってくると思われます。

更に来週の7月27日にはFOMCがあり、7月28日には米国のGDPの発表があります。

 

FOMCでは金利の引き上げは下記のように75bpsが69.1%と今のところ予想されています。

先週は100bpsの上昇が80%を超えていたのですが、日々変化しているので金利予想から目が離せない状態です。

また、米国のGDPはマイナス成長の可能性が高いので、リセッション懸念から28日に急落する可能性もあると考えておいた方が良いかもしれません。

 

とりあえずは今週の米国企業の決算でどのような値動きになるかを注目していきたいと思っています。

下記が今週の米国主要企業の決算スケジュールで

火曜日のNetflixと水曜のTeslaが要警戒といったところでしょうか。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

決算期待で上昇しているのかもしれませんが、Appleの比率が大きくなっているが少し気になりますね。

 

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CPIの結果後の米国株市場の個人的展望

7月13日に発表されたCPIの結果は下記の通り9.1%となった。

 

まだCPIの結果から1日しか経っていないが、自分はここからの米国市場はズルズルと下落していくか横ばいの値動きだと考えています。

 

この高いCPIの結果を受けた直後の株式市場は大きく下落すると個人的には思っていたが、自分の予想よりも下落はせず場中にはNDXがプラ転する瞬間もあった。

そして最終的には下記のように若干の下落で引けていた。

このような値動きをしていたという所から、自分は少しづつ下落か、良くて横ばいの動きになるのではないかと思ったわけです。

一応このCPIの結果から7月27日のFOMCでは下記のように100bpsの利上げ予想が82.1%となっており、非常に高い。

CPIの発表までは75bpsの予想が一般的だったのだが...

 

ここまで大幅な利上げを行うと企業の資金調達のコストが大きくなり利益を圧迫しEPSが下がってくると思われるので、7月後半から始まる決算シーズンで主要な米国の大型企業のガイダンスが市場予想から下回る結果を出してきそうだ。

 

なので7月後半に向けて米国主要三指数は下落していくか、決算シーズンまでは横ばいで多くの企業が決算発表を出してきたどこかで大きく下落というパターンになると考えています。

 

しかし、こうした大幅な利上げを行い、あえて景気後退を演出させる事で人々の購買意欲を低下させインフレを鎮静化させた方が、長期的にみると必要な事かもしれない。

インフレを完全に鎮静化させないと再びエネルギー高騰からの様々なコモディティ価格上昇で、人々の生活コストが上がり結果的に生活困窮者が増えてしまうのではなかろうか。

なので、大幅利上げ後に株価が大きく下落したとしても、FRBは徹底的にインフレ鎮静化計画を推し進めて頂きたいと自分は思っております。

インフレが完全に鎮静化されれば、その後株価は不安材料がなくなり上昇以外の選択肢はなくなってくると考えております。

 

まあ実際は今回のCPIは6月の各種コモディティの価格なので、7月のコモディティの下落は反映されていないため、8月発表のCPIは低い事が予想できますが...

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

比率的には変化は見当たりません。

 

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2022年7月11日の米国株市場の個人的展望

7月8日の米国株市場は雇用統計の結果が予想を超えたため下落するかと思われたが、NDXはほとんど動かなかった。おそらく雇用が強いとしてリセッション懸念が後退したためだと思われます。

そして今夜は米国主要三指数の先物の動きを見ていると下落からスタートしそうである。

下記が米国株の先物の価格で、

若干下落しているが、これはテクニカル的な部分が大きいと思っている。

 

上記はNDXの先物のチャートであるが、赤色の50日移動平均線で頭を抑えられているような状態で、ここを上抜けるにはそれなりの買い圧力が必要で、今のファンダの状況を考えると大きな買い圧力が発生するような状況ではないため、このラインで下落する可能性は高い。

また、6月後半の高値ともほぼ一致しているので上抜けるのは難しいだろう。

以上の事から7月11日の米国市場は下落すると思われます。

 

ただ、7月13日に発表されるCPIの結果次第ではこのラインを抜けてくる事も考えられる。

CPIの予想は下記のように8.8%で

直近のCPIの結果と比べてみても高い水準である事が分かる。

この予想を下回ってくるとインフレ鎮静化からFRBが金融引き締めの強化を緩めてくる可能性が高まり、株価は上昇すると予想できるが、もしこの8.8%を超えた結果が出てくると金融引き締めを更に強化してくると捉えられ、かなり大きく米国所要三指数は下落してくると思われる。

なので7月13日は要注意な日となるため注目しておこうと思っています。

 

そしてQQQの上位構成銘柄の比率を下記に載せておこうと思います。

比率としてはほんの少し半導体関連銘柄が戻してきたといったところでしょうか。

 

最後に以前のブログで書いていた証券コード1306を本日の日本株市場の寄り付きで購入いたしました。

価格としては少ないかもしれませんが、日本企業を応援するという意味合いを込めて今回TOPIX連動ETFを購入いたしました。

とても衝撃的な事件が起こり、大きな財産を失ったという報道等もされていたりしますが、それでも日本全体が活気を取り戻してくれるよう願っています。

 

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2022年7月8日の米国株市場の個人的展望

7月7日の米国市場は上昇で終えたが、今夜は米国株の先物を見る限りはまだ方向性がはっきりしていないような動きをしている。

 

これは雇用統計の結果を警戒しているため、様子見しているのかもしれない。

下記は今夜発表される経済指標で、雇用統計は26.8万人との予想が出ている。

この予想を下回れば景気後退懸念が強まりFRBが積極的な金融引き締めの意見を緩和に変更するかもしれないという思惑から株価が上昇してくる事も考えられるが、予想を上回れば更なる引き締めの強化に転じてくると捉えられ下落してくるのではないかと思っている。

 

ただ、下記のように前回の雇用統計の予想から大分低い数値となっているので、すでに市場は雇用が減速していると見ているかもしれない。

 

いずれにしろ雇用統計の結果が出てからでないと米国株市場は方向性が定まらないと思われます。

 

そして恒例のQQQの上位構成銘柄の比率を確認しておこうと思う。

昨夜は半導体株全般が買い戻されてきたが、少し半導体関連は比率が下がってきていると思われます。

 

そして最後に自分の中で衝撃的な事件が起こってしまったので、ここにその記録を残しておこうと思います。

それは安倍元首相が街頭演説中に銃撃を受け、帰らぬ人となってしまったという事です。

このような事は民主主義に対しての冒涜であり、許される事ではない。

安倍元首相はアベノミクスという三本の矢と呼ばれていた政策が有名ですが、その中で無制限の量的緩和政策があり、これによりリーマンショック後の日本株市場全体が上昇するキッカケとなりました。

自分は今まで米国株の動向を追っていて、日本は今後成長面で米国よりも劣ってくると考え目を向けていませんでしたが、少し証券コード1306というTOPIXに連動しているETFを購入しておこうと思います。

まあ、自分の少量の金額では大した事にはなりませんが、このETFに資金を入れる事で少しでも日本が強くなってくれる事を、そしてそれが安倍元首相が目指していた日本に近づいていけるようにという応援の意味を込めて1306を来週月曜に購入しておこうと考えています。

 

安倍元首相へ...

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

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2022年7月6日の米国株市場の個人的展望

7月5日の米国株市場はNDXとSPXは上昇でダウ平均はマイナスで引けたが、全体的に下髭を付けているので7月6日は比較的株価は強いかもしれない。

ただ下記のように先物は下落はしているので

スタートはマイナスから始まる可能性が高い。

そして、今年に入って米国株全体はベアマーケット入りしており、多くの方が含み損を抱えていると思われるので少しでも上昇すれば一旦その場面で決済しておきたいと考えている人も多数いると思うので、上値は重そうだ。

 

しかし、自分は少し株式市場が転換してきたように感じる部分がある。

それはWTI原油が昨夜大きく下落してきたというところで、下記がWTI原油のチャートになるが、

非常に大きな陰線を付けて下落している。

今夜は下落幅が大きかったため自律反発のような形で上昇はしているが上髭を付けておりあまり強い上昇ではないように見える。

今までは赤色の50日移動平均線を下回ってもすぐに切り返してきたが、今回は黄色の100日移動平均線をも下抜けており、近日中に緑色の200日移動平均線まで到達してしまいそうな雰囲気だ。

 

コモディティで唯一と言っても良いかもしれないが、WTI原油だけが大きな下落をしていなかったが、ついにやってきたというところか。

 

これは完全に景気後退懸念が強まり、今後原油の需要が落ちてくると見ている方が多いのだろう。

となると7月13日のCPIの結果が予想を下回ってくる事も考えられるが、まだ6月後半は原油が高かったため、この原油の下落が影響してくるのは8月以降のCPIだろう。

 

ちなみに7月13日のCPI予想は下記の通りで8.7%となっている。

この予想の数値は直前になって変更してくる場合もあるので、CPI発表前にもう一度確認しておいた方が良いと思う。

 

以上のようにコモディティ全般(特に原油)の下落が今後更に続くのであればFRBの目的であったインフレ鎮静化が見えてきたとして金融政策の変更がなされる可能性が出てくるかもしれない。

しばらくはこの傾向が続くかという事に注目していきたいと思う。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を確認しておこうと思う。

ここ最近は景気後退懸念の強まりから半導体株が売り込まれているので、その関連銘柄の比率が低くなってきている。

 

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保有しているレバナスの投資方針について

7月1日の米国株市場は自分の予想とは反対に上昇して終えた。

そして、コモディティ価格の方は下落が続いているので、少しインフレが鎮静化に向かっているかもしれない。

下記が自分が注目しているコモディティ価格のチャートで

2日連続で比較的大きな上髭を付けて下落してる。

 

この結果からFRBのFFレートの上げ幅縮小を先読みし、NDXが上昇に転じてくる事も考えられるが、もしNDXが上昇してくるのであれば自分が現在保有している投資信託のifree レバレッジ NASDAQ100(レバナス)を一旦売却する事を検討している。

 

まあ、まだ7月後半の決算シーズンが控えており、ここでの企業業績の見通しがあまり良くない可能性が高いので、NDXが目先上昇したとしてもその上昇期間は短そうであるが...

なので自分のレバナスの売却時期は8月以降になると思う。

 

売却の理由としては、レバナスの金利コストが自分が思っていたのと違っていたという事が最大の理由で、この金利コストがかかるせいでレバナスのパフォーマンスがかなり悪くなる可能性がでてきたからだ。

 

https://www.daiwa-am.co.jp/fundletter/20220701_90.pdf

上記が大和アセットマネジメントさんのifree レバレッジ NASDAQ100のファンド情報内にある米国金利による影響と題されたファンドレターであるが、レバナスはNASDAQ100先物を運用してNDXの一日の値動きの2倍動くという運用の仕方をとっているが、この先物には米国の短期金利が内包されており、この短期金利の利子分パフォーマンスが落ちるという事になる。

そしてこれはレバナスを長期間保有すると、その金利の効果がより多く影響してくる。

 

上記の画像はあるyoutuberさんの画像をお借りしてきたものだが、金利が上昇してきた場合のパフォーマンスの部分が非常に分かり易かったのでここに載せておこうと思う。

この画像の黄色の部分が現時点の状況と似ており、つまり今後金利が上昇し、ある一定の水準で固定されてくるという事だが、この場合37年程レバナスを長期保有するとQQQというNDXに連動したETFにギリギリ勝っている程度となる

 

それでもQQQよりはパフォーマンスが良いので長期で保有していても良いのだが(結局どっちなんだい!!)

上記の画像部分ではちょっと分かりにくいかもしれないが、所々の期間で明らかにQQQよりもパフォーマンスが優れている期間がある。

自分が目に付いた所ではITバブル時とコロナショック後か。

ITバブルのような事はおそらく今後起きないと自分は考えているが、コロナショックのような事は起きる可能性はある。

つまり、何かしらの経済危機が起きた場合FRBが大規模な金融緩和政策に乗り出す局面では金利が下がるため、この期間だけレバレッジをかけた方が良いのではないかと。

 

こんな都合良くいくかは分からないが、少なくともFRBFOMC記者会見で今後の金融政策の方針を発表してくれるので、それがレバレッジ系のエントリーor利確タイミングとなるのではなかろうか。

ちなみにコロナショック時は緊急のFRBの会合があったため、少し難しかったかもしれないが、こういった緊急性の時もあると身構えておけば多少タイミングがズレても許容できる範囲内に収まるのではないかと考えている。

 

今回は長々と書いてしまったが、現在の自分の考えを書き残したかったのでこのブログに記録しておこうと思う。

 

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