7月20日の米国株市場は上昇して終えたが、21日は下記の画像のように主要三指数の先物の動きを見る限りはまだ方向性はハッキリしていないと思う。
なので今夜は横ばいの値動きになりそう。
緑色の200日移動平均線にタッチして下髭を付けている状態で、95ドル付近は3月からの下値近辺ということで更に下へ掘っていきそうな動きをしている。
明確に200日移動平均線を下抜ければ今後のCPIで予想を下回る結果を出してくる可能性もあり、そうなればインフレが鎮静化してきているという事でFRBが金融引き締めの強化を少しばかり緩めてくる事も考えられる。
またNetflixの決算発表があり、
〇EPS 結果$3.20 予想$2.96
✕売上高 結果$7.97B 予想$8.04B
✕ガイダンス EPS 結果$2.14 予想$2.77
売上高 結果$7.84B 予想$8.08B
EPS以外は予想を下回り、有料会員数も-97万人という事でかなり悪い結果だった。しかし株価は下記のように上昇で終えている。
今年に入ってNetflixは3分の1近く株価を下げており、これ以上の下落圧力は少なく、また有料会員数が-200万人という予想だったのが結果-97万人と予想より悪くなかったということ、そして地合いが良かったという事もあり上昇したのかもしれない。
そして7月20日の引け後にはTeslaの決算発表もあった。
〇EPS 結果$2.27 予想$1.85
✕売上高 結果$16.934B 予想17.2B
売上高は微妙だったが、年平均+50%の納車台数維持という事で株価は時間外で2%程上昇している。
市場が開いてからのTeslaの値動き次第だが、今夜のNDXは上昇は少し厳しいかもしれないが、大きく下落するような状況ではなくなってきたのかもしれない。
更にあるYoutuberさんが下記のようなS&P500の内部者が株式を買っているか売っているかのグラフを公開してきていた。
これによれば今現在は緑色の点線Heavy buyingの水準まで株式を購入していることが分かる。
S&P500の内部者はここ最近の米国主要企業の株がかなり売り込まれていると見ている可能性が高い。
そして決算シーズンがこれから本格化してくる前にこのように買いポジションを高めているという事は内部者はそれぞれの決算内容に自信があるのかもしれない。
自分もどこかで米国ETFに資金を投入してみようかと画策している最中であります。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておこうと思います。
比率に関しては特に動きはなさそうです。
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