へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年5月11日の米国市場の個人的展望

昨晩の米国株のNDXはプラスで引けていたが、それはおそらくCPIの結果が出る前のショートカバーだと思われる。

そして問題のCPIの結果が出て、下の表の通りとなる。

赤枠の部分が特に多くの方が見ている指標になるが、それが市場予想を上回っている。

その他の指標もほぼ上振れの結果となったので、おそらく今夜の米国株市場はかなり厳しい結果となりそう。

特にNDXは爆下げの可能性も出てきた。

 

CNBCのアプリで確認すると、すでにCPIの結果を受けて米国主要三指数の先物は下落し始めている。

まだ市場が開いていない状態であるが、ここからさらに下落するとなると1日では終わらないと考えられるのでどこまで下がるか模索していこうと思う。

 

日足で考えた場合、NDXの先物はおそらく下のチャートにPIVOTで示したS1を更に下抜けてS2(11220.75)の辺りを目指すのではないかと考えられる。

ここまで来たらほんの少しレバナスに資金を投入しても良いのではなかろうか。

 

ただ、更に下落を加速させる可能性もあるのでもう一つ考えられるサポートラインとして週足でも確認しておこうと思う。

それが下記のチャートで示したPIVOTのS2(10538.25)と200週移動平均線(緑色)の付近かもしれない。

実際は日々価格が変動するので200週移動平均線にタッチする場合は10538.25付近ではない事もあるが、今の段階での一つの目安として、この付近でも少しレバナスに投入していこう。

 

このCPIの結果で今後FRBがどのような金融政策をとっていくのか。

6月15日にFOMCがあるが、その前にFRBのメンバーから何かしらの発言があるかもしれない。

そうすればまた市場が乱高下してくるだろう。

たとえそのような状況になっても冷静になりレバナスの買い場を探っていこうと思う。