へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年5月18日の米国市場の個人的展望

昨晩の米国市場は小売売上高が予想通りだったことと、パウエル議長の発言で特にサプライズ的な事がなかったためか主要三指数は上昇で終えたが、今夜の米国市場はまたしても厳しい展開になりそうだ。

 

今現在の三指数先物は下記のような状況になる。

先物の値動きだけ見ると、昨日の上昇をほぼほぼ戻しとなる可能性もある。

 

5月5日にもFOMC後に株価が全戻ししていたが、その時の状況と似ているかもしれない。

まあ次回のCPIでインフレが改善している事が確認されないと、なかなか上値が重い状態が続くとは思うので、上昇の次は下落という横ばいの動きになると思われる。

 

もし仮にこの状況下で大きく上昇したとしても、損切りしたい人や現金ポジションを増やしたい人達がかなり多いと思うので、すぐに下落に転じるのではなかろうか。

 

下記はNDXの日足チャートであるが、黄色の〇の部分で含み損を抱えている方々が少しでも株価が上昇すれば現金に変えてきそうである。

 

以上のように、5月のFOMC後と似ている状況で4月上旬からの含み損の人達の動向から、今夜の米国市場は下落になると思われる。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を確認しておこうと思う。

前日と比べると特に大きな変化はない。

 

指数に連動しているETFに投資している人達(自分も含めて)かなり厳しい状況が続くが、CPIが下落してくるまで冷静になっていこうと思う。