へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年5月23日の米国市場の個人的展望

5月20日の米国株は市場が開いた瞬間はプラスからスタートしたが、ズルズルと下落していき、最後の1時間で前日の終値より少し下で引けた。

 

下記にNDXの1分足を載せておく。

最後の1時間の上昇は、おそらくショートカバーだと思われる。

週末に何かニュースが飛び込んで、月曜に株価が上昇からスタートしてしまうと空売り勢の含み益が減ってしまうため、少しポジションを軽くするための買戻しがあったのではないか。

 

ただ、この先週からの下落の流れが来週から変わるかというと、変化はないと思われる。

まだまだインフレが改善している状況ではないし、このままいけば米国がリセッションに突入していくのではないかという懸念もある。

 

来週も下落継続だとは思うのだが、ツイッターで下記のようなチャートを見たのでここに載せておこうと思う。

このチャートはナスダックとS&P500の予想PERが過去10年平均とほぼ同じということを表したものになるが、ここからさらに下落するとなると10年平均と比較するとナスダック、S&P500共に予想PER的には割安圏に突入することになる。

割安になってきているとなると来週からの下落幅はかなり低くなるか、横ばいの値動きになるかもしれない。

 

もし仮に来週下落してくるのであれば、下記に載せたNDXのチャートにPIVOTを表示させた場合のS2(11290.99)でレバナスに資金投入していこうと思う。

 

ただ、来週の水曜日(5月25日)にNVIDIAの決算発表があるので、そこで決算内容が良かった場合NDXがPIVOTのS2まで下落しないかもしれない。

NVIDIAと似たようなビジネスモデルのAdvanced Micro Devicesは決算が良かったため、普通に考えたらNVIDIAの決算は良いかもしれない。

となるとNDXが下落していかない可能性もある。

 

とりあえずNVIDIAの決算までは静観していても良いのではないかとも思っている。

 

最後にQQQ上位構成銘柄の比率を載せておこうと思う。

今はほとんどの米国株が下落しているので比率はほとんど変わっていない。

 

今年はとにかく下落がきついが、一応5月25日のNVIDIAの決算でもしかしたら流れが変わるかもしれないが、NVIDIAの決算が予想を下回るような決算を出してしまうと、さらにきつい下落がくると思うので、25日は特に注目だと思う。