へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年6月13日の米国株市場の個人的展望

6月10日の米国株市場は主要三指数は大幅下落で終えた。

理由はCPIの結果(8.6%)が予想(8.3%)を上回り、FRBが金融引き締めをより強化してくる可能性が高まったからだと思われます。

6月10日の経済指標の結果を下記に載せておこうと思う。

食料とエネルギーを除いたコアCPIも上昇しており、前月比でも上昇しているので、6月16日のFOMCでパウエル議長からかなりタカ的な発言が出てきてもおかしくない。

 

これを踏まえて来週の株式市場は、更に下落を加速してくると思われる。

以上が、6月13日の予想だが、ここからは更に先の未来を予想していこうと思う。

 

この下落はおそらく来月のCPIまでか、7月後半から始まる米国の大型テックの決算発表辺りまで続くのではないかと考えている。

個人的な予想では7月後半からの決算シーズンで多くの企業が市場予想を下回る発表をしてくるのではないかと思っている。

つまり、米国はリセッションに突入していくのではなかろうか。(今現在でリセッションに片足を突っ込んでいそうだが)

もし、リセッションに突入が確定すれば、インフレは鎮静化してくると同時にFRBも金融引き締めの強化を緩めてくる可能性もある。

 

ここからはもう一段先の未来の予想になってしまうが、

一応、この自分の考えとちょっと似た方向性のツイートがあったので、それを下記に載せておこう。

上記の方は2023年前半にリセッション入りと予想し、リセッション入り前(2023年頭)から株価が上昇してくるか、今年は米国で中間選挙がある年なので、中間選挙時のアノマリーの事を考えて今年の9月辺りから株価が上昇してくる可能性もあるとツイートしている。

 

一応中間選挙がある年のS&P500の株価アノマリーを載せておこう。

今年はCPIの結果次第でアノマリー通りに上昇するとは限らないが、11月8日に行われる中間選挙で流れが変わるかもしれない。

 

流れが変わる可能性の根拠として下記にバイデン大統領の支持率の推移も載せてみようと思う。

インフレが米国国民の生活を厳しくしている事が原因だと思われるが、日を追うごとに支持率が低下している。

自分はこの支持率では中間選挙民主党が勝つとはとても思えないのだが。

もし、民主党が敗北すれば11月8日から株式市場の下落の流れが変わるのではないだろうか。

その頃にはリセッション入りはほぼ確実視されていると思われるので、FRBも金融引き締めを積極的には行えない環境だと考えている。

 

まあ、こんな一般人の自分の予想など当たるはずもないが、6月11日時点での自分の考えをこのブログに記録しておきたかった。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておこう。

ほぼ全面安だったので比率は変わらずといったところか。

 

今年に入って米国市場は下落続きの最中に更にCPIの結果で追い打ちをかけるような下落がきている状態だが、それでもレバナスのホールドは続けていき、場合によっては買い増しできるように身構えていこうと思っています。