へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年7月6日の米国株市場の個人的展望

7月5日の米国株市場はNDXとSPXは上昇でダウ平均はマイナスで引けたが、全体的に下髭を付けているので7月6日は比較的株価は強いかもしれない。

ただ下記のように先物は下落はしているので

スタートはマイナスから始まる可能性が高い。

そして、今年に入って米国株全体はベアマーケット入りしており、多くの方が含み損を抱えていると思われるので少しでも上昇すれば一旦その場面で決済しておきたいと考えている人も多数いると思うので、上値は重そうだ。

 

しかし、自分は少し株式市場が転換してきたように感じる部分がある。

それはWTI原油が昨夜大きく下落してきたというところで、下記がWTI原油のチャートになるが、

非常に大きな陰線を付けて下落している。

今夜は下落幅が大きかったため自律反発のような形で上昇はしているが上髭を付けておりあまり強い上昇ではないように見える。

今までは赤色の50日移動平均線を下回ってもすぐに切り返してきたが、今回は黄色の100日移動平均線をも下抜けており、近日中に緑色の200日移動平均線まで到達してしまいそうな雰囲気だ。

 

コモディティで唯一と言っても良いかもしれないが、WTI原油だけが大きな下落をしていなかったが、ついにやってきたというところか。

 

これは完全に景気後退懸念が強まり、今後原油の需要が落ちてくると見ている方が多いのだろう。

となると7月13日のCPIの結果が予想を下回ってくる事も考えられるが、まだ6月後半は原油が高かったため、この原油の下落が影響してくるのは8月以降のCPIだろう。

 

ちなみに7月13日のCPI予想は下記の通りで8.7%となっている。

この予想の数値は直前になって変更してくる場合もあるので、CPI発表前にもう一度確認しておいた方が良いと思う。

 

以上のようにコモディティ全般(特に原油)の下落が今後更に続くのであればFRBの目的であったインフレ鎮静化が見えてきたとして金融政策の変更がなされる可能性が出てくるかもしれない。

しばらくはこの傾向が続くかという事に注目していきたいと思う。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を確認しておこうと思う。

ここ最近は景気後退懸念の強まりから半導体株が売り込まれているので、その関連銘柄の比率が低くなってきている。

 

米国株バナーをポチリして頂けると大変励みになります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村