日本は3連休中ですが米国株市場は開いていて、すでにNDXは下記のように上昇している。
なので、7月18日は米国市場は強いかもしれませんが、この上昇は短期的になる事も意識しておいた方が良いと考えています。
その理由としては、下記のようにWTI原油等のエネルギー全般も上昇している状態ということです。
特にWTI原油はバイデン大統領が中東歴訪を行ったが、原油増産を確約させる事が出来なかったようで、その影響で上昇しているようです。
このままエネルギーが再び上昇してくるとCPIの結果が高止まり状態を維持し、FRBはインフレを退治したいのだから金融引き締めを更に強化してくるだろう。
そうなればまたNDXは下落してくると思われるので、WTI原油の動きは注視しておいた方が良いかもしれない。
そして今週から米国は決算シーズンに突入しているので、ここで主要な企業のガイダンスが予想を下回ると下落圧力は高まってくると思われます。
更に来週の7月27日にはFOMCがあり、7月28日には米国のGDPの発表があります。
FOMCでは金利の引き上げは下記のように75bpsが69.1%と今のところ予想されています。
先週は100bpsの上昇が80%を超えていたのですが、日々変化しているので金利予想から目が離せない状態です。
また、米国のGDPはマイナス成長の可能性が高いので、リセッション懸念から28日に急落する可能性もあると考えておいた方が良いかもしれません。
とりあえずは今週の米国企業の決算でどのような値動きになるかを注目していきたいと思っています。
下記が今週の米国主要企業の決算スケジュールで
火曜日のNetflixと水曜のTeslaが要警戒といったところでしょうか。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。
決算期待で上昇しているのかもしれませんが、Appleの比率が大きくなっているが少し気になりますね。
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