へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年8月2日の米国株市場の個人的展望

8月1日の米国市場は小幅に下落。

そして、8月2日は下記のように先物の動きを見ると下落からスタートのようです。

なので、今夜は8月1日よりも大きく下落していくと思われますが、

米国10年債の金利が直近でかなり下落しているので、思っていた以上に大きく下落していかないのではないかと個人的には考えています。

 

下記のチャートが米国10年債の金利になります。

今現在は青線のボリンジャーバンド(ボリバン)の-2σを下落方向に日足が沿って動いています。

このボリバンの青線に沿って動く事をバンドウォークと呼ばれていますが、このバンドウォークが始まるとバンドから離れない限りはバンドに沿って動くというテクニカル的な値動きになる事が多いです。

今は下落方向に連日沿って動いているため、ここから一気に上昇トレンドに入る事は考えにくいと思っています。

日足がボリバンの青線から離れだしたら、金利が上昇してくる可能性が高くなるので、その時は株式マーケットが急落する事も考えられるので、金利の動きには注意しておきましょう。

 

この金利が下落方向に動きだした事で、ドル円も下記のチャートのように下落しています。

金利の高い国の通貨が基本的には買われやすいため、米国の金利が下落すると円高になりやすいです。

今は黄色の100日移動平均線で少し反発していますが、一時期139円台まで上昇しましたが、半月ほどで8円以上下落しています。

この影響もあり、ここ最近自分が持っている米国ETFのVOOやQQQはドルベースでは上昇していますが、円換算するとあまり変化がありません。

そのかわり為替ヘッジのかかっているレバナスは含み損がかなり減ってきました。

 

このまま為替がどう推移するか、株価は上昇していくかは今後発表される経済指標に左右されると思っています。

まずは8月5日の雇用統計で、下記に雇用統計の予想を載せておきます。

予想は25万人となっており、これが予想を超えてくると、経済が強いと判断されFRBが金融政策の引き締めを更に強化してくる可能性があります。

なので、この結果には注意しておきましょう。

直近の3ヶ月は予想を超える結果が出ています。

 

そして、雇用統計よりも注意が必要なのはCPIでしょう。

下記にCPIの予想を載せておこうと思います。

予想は8.9%とかなり高いです。そして直近の4ヶ月は予想を超えています。

最近コモディティ価格が全体的に下落しているため、この予想を下回ると推測している投資家が多いようですが、そこで予想を上回る結果が出てしまうと、米国三指数はかなり大きな下落をしてくる事もあるため雇用統計以上に警戒しておいた方が良いと思います。

 

以上の事から8月5日と10日が要注意なので今夜の米国株市場の上昇や下落はあまり気にしなくても良いかと思われます。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておこうと思います。

Metaの比率が少しづつ下がってきていますね。GAFAと呼ばれる米国市場を引っ張ってきた企業の一つでしたが、最近は決算の結果が悪いため仕方がないかもしれません。

 

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