へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年8月8日の米国株市場の個人的展望

8月5日の米国株市場は雇用統計の結果が予想を上回り、経済が強いと判断され、金利上昇からのNDXは下落しましたが、8月8日は下記のように先物の動きを見る限りは上昇からスタートしそうです。

 

自分はCPIの発表がある8月10日までは下落するのではと思っていましたが、多くの投資家は雇用が強くても景気後退はやってくるorすでに景気後退中だと考えている方が多数なのでしょう。

その証拠に、下記のように米国の債券利回りで長期の債券の利回りが下落(長期債券が買われている)、短期債利回りは上昇か下落幅は少ない。

特に米国10年債の利回りが下落しているという事は景気が今後悪くなってくると予想して資産を安全資産と言われている10年債に移動させていると読む事ができますね。

個人的には米国10年債利回りが下落するとNDXにはプラスに働くので個人的には嬉しいの限りですね。

 

ただ、注意しなければならないのは逆イールドが発生している状態が続いているので、これが今後どう影響してくるか注目しておいた方が良いです。

下記は米国10年債利回り-米国2年債利回りのチャートになりますが、

通常は10年債の利回りの方が高いはずなのですが、今は2年債利回りの方が高いという状態です。

そして、その差はリーマンショック時を下抜け、ドットコムバブル崩壊レベルの推移に近づいています。

逆イールドが起きると1、2年以内に景気後退が来る可能性が非常に高いので、目先米国株は上昇しており、今夜は上昇からスタートする可能性が高いですが、いずれ大きな下落がくると考えておいた方が良いかもしれません。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を下記に載せておきます。

Amazonの比率が7%を超えてきましたね。

 

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