へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年8月16日の米国株市場の個人的展望

8月16日の米国株市場は下記の画像のように先物の動きを見るとほぼ横ばいで推移しそうです。

ここ1ヶ月ほど米国株主要三指数はかなり上昇してきましたので、そろそろ一服感が出てくる頃かと思います。

下記のチャートはNDXの日足になりますが、

もう少し上昇すると緑色の200日移動平均線とPIVOTのR2(14054.14)が重なっている価格帯に到達しますので、もし今後更に上昇したとしても、一度ここで大きく売られる可能性は高いと思っております。

前回200日移動平均線にタッチしていたのは赤丸の部分3月下旬~4月上旬辺りで、このラインは黄色の100日移動平均線と当時のPIVOTのR1(15267.66)の計3本のラインが重なっていた価格であり、3本の抵抗線を突破するにはかなりの買い圧力がなければならないので、この価格帯で反落していきました。

それに当時はインフレが収まる兆候は見えてくるような状況ではなかったので、買い圧力よりも売り圧力の方が圧倒的に大きかったと感じています。

 

ただ、当時と今回の200日移動平均線にタッチするという状況はまた違うので、これはその状況によって結果は全く別の事が起こるかもしれません。

下記の画像はS&P500の投機筋のネットポジションの棒グラフとS&P500のチャートを重ねたものですが、

棒グラフが下に伸びているのはショートポジションがロングポジションより多いという事を表しており、このショートポジションを持っている方々がショートを決済しているという状態が起こりS&P500が上昇している要因になっていると思われます。

前回ショートポジションが多かったのは2020年4月~5月辺りで、この時もS&P500は上昇していました。

S&P500とNDXの上位構成銘柄は比率こそ違いますが、ほぼ同じなので、S&P500が上昇するとNDXも上昇していきます。

それにCPIの値もピークを付けた感がありますしね。

 

なので、今夜の米国株主要三指数は少し下落するかもしれませんが、ショートポジションの多さから推測するとここ1ヶ月ほどの上昇トレンドは多少の小休憩を挟みながらも継続していきそうです。そして、その上昇トレンドはNDXの場合だと200日移動平均線とPIVOTのR2(14054.14)辺りで止まると考えています。

丁度その2本のラインに到達する頃は9月になっている可能性が高く、9月はアノマリー的にも米国株は弱いという統計が出ています。

下記の画像は米国の中間選挙がある年のS&P500のリターンを表したものになりますが、

9月が一番パフォーマンスが悪いという結果が出ています。

もし今年もアノマリー通りに動くとするならば9月頃は米国のETF等を買い付けする金額を多めにするのも良い案かもしれません。

自分も9月はそれなりに下落してくると思っているので、米国ETF等を買う準備をしています。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を下記に載せておきます。

Metaがまた比率を3%に戻してきましたね。

 

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