10月に入り、すでに今年もあと3カ月となりました。
そして米国株市場はまたまた下落続きの日々となってきました。
自分の考えでは10/13(木)のCPI発表まで上昇はないと思っています。
下記は自分が良く見ているNDXのチャートですが、
今年の6月の底値を終値で下回ってきています。
一応PIVOTのS2(11264.5)で自分は反発すると思っていましたが、多少はモミモミしていたものの9/30(金)に明確に下抜けてきました。
来週からはここから更に下に掘っていくと考えると、一体どこまで下落していくのか。
日足のPIVOTの10月分は10/3に分かるので、そこである程度の下落の目安がつきそうです。
NDXを下記のように週足チャートで見てみると
緑色の200週移動平均線を下回っているので、売りが売りを呼ぶ展開となり、週足PIVOTのS2(10541.31)まで下落する可能性はかなり高そうです。
そのラインを下回るとS3(8874.23)まで落ちる事も想定しておいた方が良さそうですね。
まあ実際は今月発表されるCPIの結果次第で、株価の方向性が決まると思われますので、CPIの結果が出るまでは上昇はなく、下落続きの可能性のが高めかなと思っています。CPI後にどうなるかは結果次第ですかね。
そしてちょっとCPIについて面白い見解を述べている方がいたので、自分なりの意見も入れて紹介したいと思います。
上記の投資系Youtuberの方がCPIの特にShelter(家賃)の部分の数値について触れられており、この家賃の数値は遅効性が高いとおっしゃっていました。
前回の9月に発表されたCPIではコアCPIが予想を超えた結果が出たため、株式市場はそこから更に下落したわけですが、コアCPIの半分近くの割合を占める家賃が高かった事が予想を上回る結果になった要因と思われます。
上記が前回発表されたCPIの内訳になります。
そしてShelter(家賃)は確かに前月比で+0.7となり、高い数値が出ています。
この数値は過去の6カ月の平均を取った値だとの事です。
下記がShelter(家賃)の推移のグラフですが3月~8月の部分の平均をとって計算されていたのであれば、かなり高い数値が出ていた時期を抜き取られていた可能性がありますね。
となると、次回のShelter(家賃)部分の値は4月~9月の平均となりますから、おそらくそれなりに低い数値がでてきそうです。(9月はマイナスとなっているため)
まあまだ高い時期が半分以上を占めいている時期なので、あくまでそれなりの数値となりそうですが...
ただ、このままShelter(家賃)が低い時期が続けば、必然的にコアCPIも低い数値が出てくると予想できそうです。
となるとFRBのタカ派姿勢の変更が行われ、NDXが反転上昇してくるのではないでしょうか。
自分が思うに、コアCPIが明確に下落してくるには2~3カ月はかかりそうなので、そこまでいかに辛抱できるかといった感じでしょうか。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。
Appleの比率が14%を超えてきましたね。
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