10/13にCPIが発表され、下記のように総合CPIとコアCPIは予想を超えてきました。
総合CPI予想8.1%→結果8.2%
コアCPI予想6.5%→結果6.6%
特にコアCPIの数値が2022年で最高の値を出してきました。
それを受けて米国株は大きく上昇したのですが、その後10/14の米国株市場は下記のように下落しました。
ただ、指数の中でも大きく下落したNDXのチャートを見ると
10/13の底値を10/14は下回っていないので、決算シーズンが本格化する来週からの動きが注目ですね。
決算シーズンでどうなるかまだ分かりませんが、個人的にはコアCPIの方はピークに達しているのではないかと思っています。
上記はコアCPIの4割近くを占めているShelterの推移を表したグラフになりますが、10/13のコアCPIは赤枠で囲った4月~9月(過去6ヵ月)のShelterの値を計算した部分が反映されています。
9月はマイナスに突入していますが、その他はプラスで、特に4月~7月はかなり高い値が出ており、ここを計算に入れると遅効性の高いCPIの値となってしまいます。
ここから先の11月のCPI発表は5月~10月の値で、12月は6月~11月の値が計算され反映されてくるので、コアCPIが上昇していくとは少し考えにくいと思っています。
ただ、自分がどう思っていても市場の反応は違ってきますし、FRBがどう捉えるかも考慮した方が良いと思います。
まだまだFRBはタカ派の姿勢を崩すとは思えないので、米国市場は厳しい状態が続くでしょう。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。
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