へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

11月16日からの米国株市場の個人的展望

もう11月も半分が過ぎてしまい、今年も残すところあと1カ月半ほどになりましたね。今年も色々ありましたね、と言っている間に米国市場は大きく動き始めてきました。

個人的には米国市場は上昇していきそうだが上値は重いと思っており、なかなか上昇トレンドには乗れないのではないかと考えております。

ただ、11/10に出た消費者物価指数(CPI)の発表があり、

総合CPI(前年比)予想8.0%→結果7.7

総合CPI(前月比)予想0.6%→結果0.4

コアCPI(前年比)予想6.5%→結果6.3

コアCPI(前月比)予想0.5%→結果0.3

となり、市場予想を下回ってきました。

 

これもあって米国市場は主要三指数とも大きく上昇したわけですが、更に11/15に生産者物価指数(PPI)の発表があり、

総合PPI(前年比)予想8.3%→結果8.0

総合PPI(前月比)予想0.4%→結果0.2

コアPPI(前年比)予想7.2%→結果6.7

コアPPI(前月比)予想0.3%→結果0.0

となり、こちらも市場予想を下回ってきました。

これを受けて11/15の米国市場も強かったわけですが、個人的にはまだFRBタカ派姿勢が変わったとも言えず、そしてまだ1カ月だけの指標なので、この傾向が継続してこないと米国株が本格的に上昇してくるとは思えないといったところです。

 

ここまでの指標をの結果後のターミナルレート予想は下記の通りで

475bps~500bps予想が多いようです。

CPI発表前は500bps~525bps予想が多かったのですが、1段階下がったといった予想ですね。

ただこれは予想というだけでFRBが必ずこのように政策金利を動かしてくるわけではありません。

それに次回のCPIの結果が予想を上振れるとまたターミナルレート予想は475bps~500bpsより高くなると思われます。

いずれにしてもCPIの結果が市場予想を継続して下振れてきてから個人的には金利を下げた方がインフレ再燃の懸念もなくなってきますから、まだ今回の結果だけ安心できないと考えております。

 

ということで、来月のCPIまでは静観していくという事になりますが、逆に言えば来月のCPIが非常に楽しみでもあります。

もし来月も予想を下振れる結果が出たら年末ラリーが本格化してきそうだからです。

ますます米国市場から目が離せませんね。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

MetaがPepsicoのすぐ下まで比率を上げてきましたね。

 

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