2023年になり、すでに1週間が過ぎました。
そろそろ仕事初めの方が多くなってきて、そして3連休に突入のパターンの中、いかがお過ごしでしょうか。
自分は相変わらずチャート三昧ですねぇ~。
それはさておき、昨日雇用統計とISM非製造業指数が発表され、それが去年まで主流だった米国株市場の下落トレンドに転換点が見えたかもしれません。
下記に主要な経済指標を載せてみますが、
雇用は強く、失業率も減少していますが、平均時給(赤枠)が前月比・前年比共に予想を下回っています。
これにより米国三指数上昇となりましたが、その後発表されたISM非製造業指数は
上記のように結果が予想を下回り、49.6(赤枠)まで減少しています。
こちらは50を下回るとサービス業が景気後退を表しているとされており、2020年のコロナ時の水準まで近づいております。
これまではサービス業がまだまだ景気が強いという事が懸念され、それがインフレを後押ししていると考えられてきましたが、それがこの発表を受けてインフレが収まってくるのではないかとの思惑が起こり、金利低下からの株高に繋がったかと思われます。
実際に米国10債券の利回りは下記のチャートのように昨日(青枠)は久々に大きく下落しております。
自分はこれらを受けて、インフレについては転換点を迎えたと思っています。
物価と雇用の安定を目指しているFRBにとっても、雇用は強いままで、インフレは落ち着いてくるという理想的な展開となってきているので、今頃ニンマリ中でしょう。
まあ、この状態が今後も継続してこなければまだ安心はできませんので、積み立て以外で大きな金額を米国株に突っ込むのは早すぎると思いますが、とりあえずは1/12のCPIの結果に注目していきましょう。
上記のようにコアCPIの前月比予想が前回よりも上昇しているところが気になっているのですが、それ以外は下落してくる予想となっています。
転換点を迎えたとはいえ、まだインフレ的には高い状態ではありますので、米国株市場は乱高下してきそうですが、安い値で積み立てできていると思って資産形成していきましょう。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。
米国株バナーをポチリして頂けると大変励みになります。