へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

米国市場の雲行きは怪しくもあり、怪しくないかもしれない。

4月に入ってもう半分ほど経ってきますね。

そんな中、皆様はどうお過ごしでしょうか。

自分は以前と同様に米国株市場の動向を追っかけています。

 

さて4/12に米国のCPIが発表され、その結果は下記のようになりました。

市場予想と比べると総合CPIは予想より低い結果で、コアCPIは予想通りでした。

これを受けてインフレ鈍化が少し進み、米国株は上昇するかと思っていましたが、FOMC議事録が出てから下落に転じてしまいました。

FOMC議事録の中でFRBが年後半に景気後退が来ると考えているという文言が入っていたためと考えられます。

なので、ここから年後半にかけて米国株市場は雲行きが怪しくなってくる可能性もありますね。

ただ、まだその景気後退が本当に来るかは分からず、景気後退が来たとして、それはどの程度の深さなのかも分かりません。

つまりはファンダメンタル的にはよく分からないという結論になってしまいます。

 

では、データ上はどうなのか?

上記はNASDAQ総合指数が1月~3月でプラスだった場合、その年はプラスで終えた確率と、どの程度上昇して終えたのかを調べてくれた方がおりましたので、ここに載せてみます。

1月~3月がプラスだった時にその年がプラスで終える確率は82%

上昇率は平均で+20%

前年がマイナスで終え、更に1月~3月がプラスの時にその年がプラスで終える確率は100%

その時の平均上昇率は+35%

というデータとなるようです。

こちらのデータは【投資塾】知らないより知っていた方が役立つ話というユーザー名でYoutubeに動画を投稿している方が共有してくださいました。

このデータの話をしていた生放送がアーカイブで残っていますので、下記に載せてみます。もし興味がありましたら視聴してみてください。

www.youtube.com

サムネイルで確認できますが、他にも色々な話をされています。

1時間半近くの動画になりますので時間がだいぶ余裕がある時に視聴された方が良いです。NASDAQ総合指数のデータの話は40分ほど進んだ辺りから始まります。

 

このデータを信じるのであれば、米国株市場の今後の雲行きは怪しくないかもしれません。

まあ、米国の地銀の問題がありますので、正確には金融株を含まないNDX(NASDAQ100指数)にとっては良い未来が待っているかもしれませんね。

 

しかし、データだけではまだ不安があるという意見もありそうです。

自分もこのデータだけでは懐疑的です。

 

なので、下記に二つの動画を載せてみます。

www.youtube.com

www.youtube.com

この二つの動画は以前自分のブログで紹介した岡崎良介さんの投資解説動画になります。

前編と後編に分かれており、最初の前編を見てから後編を見た方が分かりやすいですが、とりあえず後半の動画が重要です。

動画の内容を簡単にまとめますと、NASDAQ総合指数が上昇トレンドになるのはどういった条件があるのかを解説してくださっています。

下記がその3つの条件になります。

この中の①と②の条件が満たされなければ静観していた方が良いという結論になりますので、下記にNASDAQ総合指数の日足チャート(4/13現在)を載せて条件と照らし合わせて見ます。

前回(2022年8月15日)の高値である13128.05まで4/13現在で10%程上昇しなければ到達しません。

そして安値(2022年12月28日)からの上昇トレンドが73営業日(4/14)という条件も4月に入ってからはヨコヨコしているのでかなり微妙です。

 

NASDAQ総合指数が以上のような状況下であるならば、NDXは今年は上昇する確率は高いが、まだ積極的に買っていけるような環境ではないという結論になりますね。

自分としましては、6/14のFOMCまで静観してみようと考えております。

この6/14は下記に載せているように金利先物市場では利上げ打ち止めで、その後利下げを予想しているというとても重要な日と思っています。

6/14まで静観し、その時にNASDAQ総合指数日足チャートがどう推移していたかを見極めた上で投資判断をするでも良いかなと。

 

ここまでの自分の考えが皆様の参考になれば幸いです。

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

 

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