へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

GW終了からの米国株はどうなるのかを考察してみた。

GWが終わってしまって何だか気分が落ちてきてしまっているかもしれませんが、そんな中、皆様はどうお過ごしでしょうか。

自分は以前にも増して米国株の動向を追っております。

 

さて、最初にGW期間中にAppleの決算発表があり、主要な米国大型テックの決算発表が出揃ったので、まとめて下記に記載しておこうと思います。

 

Tesla

EPS 結果$0.85 予想$0.85

売上高 結果$233.3億 予想$233.6億

納車台数422.875台(+36%)

 

Microsoft

EPS 結果$2.45 予想$2.23

売上高 結果$528.6億 予想$510.1億

Azure成長率+27%

 

Meta

EPS 結果$2.20 予想$1.95

売上高 結果$286.5億 予想$276.6億

ガイダンス

売上高 結果$295~320億 予想$294.7億

 

Google

EPS 結果$1.17 予想$1.07

売上高 結果$697.9億 予想$688.4億

Google Cloud成長率+28%

 

Amazon

EPS 結果$0.31 予想$0.22

売上高 結果$1,274億 予想$1,245.7億

ガイダンス

売上高 結果$1,270~1,330億 予想$1,300億

AWS成長率+16%

 

Apple

EPS 結果$1.52 予想$1.43

売上高 結果$948.4億 予想$928.4億

 

全体的に予想を上回る結果が出ており、決算発表直後に株価を下げたのはTeslaとAmazonだけでした。そしてそのTeslaとAmazonも今現在(5/8)は少しづつ株価を戻してきてはいます。

 

更にGW中に雇用統計が発表され、

非農業部門雇用者数 結果25.3万人 予想16.5万人

平均時給(前月比) 結果0.5%    予想0.3

平均時給(前年比) 結果4.4%    予想4.2

失業率       結果3.4%    予想3.6

自分は上記四つの項目に注目していますが、失業率以外は予想を上回る結果が出ていますね。失業率は予想より高い数値が出ないとまだまだ雇用は強いと判断され、インフレ鎮静化からは遠ざかってしまいます。

(普通に考えると失業率が低いのは良い事ですが)

 

大型株の決算は全体的には良かったが、雇用関係の数値からはインフレはまだ収まる様子が見えないという状況で5/5の米国市場はどうなったかというと

上記にように上昇している銘柄が多いというヒートマップになったわけですよ。

個人的には雇用が強いのでFRB金利を上昇させてくる可能性があると推測され、米国株は下げると思ったのですが、この結果は意外でした。

 

雇用統計の結果を受けての金利先物市場は今後の金利の推移をどう判断しているかというと、

上記のように次回(6/14)のFOMCFRB金利は据え置きで9/20から利下げしてくると読んでいるようです。

 

上記は米国の総合CPI(前年比)の推移ですが、現在(5/8)は5%まで下落しています。そして過去の下落スピードと同じようにCPIが下がってくると仮定すれば、FRBが目標としている2%に到達するのは6月辺りになりそうです。

正確には6月のCPIは7月に発表されるので、7月に目標達成となる可能性があります。

 

物価が高いためFRB金利を上げてきたのですから、その物価が目標の2%に到達するのが7月辺りだとすれば、金利先物市場の9月から利下げは妥当だと考えられます。

 

なので自分の考えとしては9月から利下げしてくる可能性があるため、米国株市場はそれに向けて短期的に下落する局面はあれど少しづつ上昇してくるのではないかと考えています。

 

まあ、CPIが過去の下落スピードと同じように下がってくればという前提条件が崩れると、この考察は全くの無意味となってしまうわけですがね。

米国地銀の問題がまだ先行き不透明な状況が続いてはいますので、今後の米国市場から目が離せませんね。

 

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。

この自分の考えが皆様の参考になれば幸いです。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

 

米国株バナーをポチリして頂けると大変励みになります。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村