へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

株式市場が大きく動き始めてしまってからの戦略を考察してみた。

もう随分と暖かくなってきましたね。

都内では30℃を超える日もあったりして、かなり過ごしやすくなってきたのではないでしょうか。

そんな中、皆様はどうお過ごしでしょうか。

自分は相変わらず米国株市場の動向を追っかけております。

 

さて、その米国株市場ですが、

自分が注目しているNDXが前回ブログを投稿した時から更に上昇しており、しかも上昇の速度も速いです。

下記にNDXの日足チャートを載せてみます。

前回ブログ投稿時からNDXの上昇の角度がより鋭角になっているかと思われます。

そして去年8月の高値を上抜けてきました。

こうなってくると2022年からの下落トレンドから脱却した可能性が高いのではないでしょうか。

ただRSIが過熱気味の水準まできているので短期的に調整が入りやすいと思っております。

 

NDXが上昇している理由としましては3/16に当ブログで紹介した岡崎良介さんの解説通りの展開になったからなのではないかと思っています。

少し古いですが。下記の動画はちょっと長いので30分辺りから視聴して頂ければ、その辺を詳しく語られています。

www.youtube.com

改めてNDXの上昇について簡潔に解説しますと、地銀が連鎖破綻し中小企業への融資審査が厳しくなってくるため、中小企業の株(ラッセル2000)は買われにくくなり、GAFAMなどの安定したキャッシュフローを生み出せるビッグテックは銀行の融資をあまり必要としないため、大型成長株の比率が高いNDXが買われ上昇しやすいという事であります。

 

では、ここからが問題なのですが、

短期的にNDXは上昇しすぎた感がありますので調整を挟むと思われますが、その調整後更に上にいくのかというと、やはり経済指標の結果次第になってくると思われます。

株価や為替が大きく動くのは、その裏に強力なファンダメンタルが必要だからです。

 

まずは5/26に発表されるPCEデフレーターの発表があります。

上記のように商務省の経済分析局(予想)はInfration Nowcastingよりも全体的に低い値となっていますが、これがそのまま結果として発表されると前回発表のPCEとほとんど変化が無いという状態です。

なので予想より低い値が出てこなければ6月のFOMCで更に追加利上げが行われる可能性が高まりますので、そうなりますとNDXは下落してくるのではないでしょうか。

(パウエル議長は利上げ停止を示唆する発言をしてきてはいますが...)

 

しかし、逆に追加利上げの可能性が高まると地銀や中小企業の株が売られ、ますますビッグテック中心に資金が集まるといったシナリオもあります。

 

なので、ここからNDXは買いか?売りか?というと指標が発表されてからの株価の方向に沿って動くのが良いかと思われます。

 

などという、ちょっとした金融の知識有り的な解説をしていますが、

自分はiFreeレバレッジ NASDAQ100(レバナス)を買っており、今年に入ってNDXが大きく上昇しているにも関わらず

下記のようになかなかの含み損状態継続中であります。

早くプラ転してほしいですよ。

 

ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。

この自分の考えが皆様の参考になれば幸いです。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

毎回構成比率上位1%以上の部分のみを載せているのですが、少しづつ1%以上が少なくなってきました。やはり今の流れはビッグテック中心に買われているという事なのでしょう。

 

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