自分が6月18日に書いたブログで6月21日の米国株市場は下落スタートとなると予想していたが、どうも自分の予想は外れとなりそうだ。
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予想が外れる可能性が高い理由として、米国主要三指数の先物が上昇しているのだ。
先物が上昇しているだけでは寄り天となる事も考えられるが、NASDAQが今年になってかなり売り込まれているというのも影響しているかもしれない。
下記はNASDAQ総合指数のperの推移を表したチャートであるが、
perはもう少しで2020年のコロナショックのボトムに到達しそうな所まで下落している。
いくらインフレが高く、金利が上昇している状況といってもコロナショックまでperが圧縮されているのであるならば安いと判断している方が多くなってきたという事もあって、今回先物が上昇しているのかもしれない。
ただ、この上昇はブルトラップの可能性もあるのでperが下がったといって、安易にここで資金の大半を投入するのは控えた方が良いだろう。
今年に入ってからの下落がリーマンショック時とかなり似ているとの事で話題となっているようだ。
下記の左のチャートがリーマンショック時で、右が今年のチャートとなるが、
白線の三角持ち合いの部分のチャートの形が非常によく似ている。そして恐ろしいのはまだ下落途中の可能性も秘めているようにも見えるところだろう。
今後更に大きな下落が来る事も頭に入れて、指数に連動しているETF等を購入する時は少しづつ拾っていくのがよいのではないか。
大きく資金投入をする時は、FRBが金融引き締めの強化の方針を変えた時が良いだろう。
自分の考えとしては二か月または三か月連続でCPIの結果が市場予想を下回ったにFRBが金融政策をハト派に転換してくると思っている。
CPIの結果次第だが、おそらく利上げの停止か、QTの減額または停止等の発表が来た時にそれなりの資金を指数連動ETFやレバナスに入れていきたい。
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