6月21日の米国株市場は上昇で終えたが、それはブルトラップだった可能性が高い。
今現在の主要三指数の先物は下記のように下落しているので、
今夜の米国市場は下落スタートとなるだろう。
ただ、この指数の下落よりも深刻なのがWTI原油の動きだと思う。
上記がWTI原油のチャートであるが、青色のラインが去年の12月の安値からひいてみたトレンドラインで、更に黄色の100日移動平均線の2つのラインを貫通し、PIVOTのS1(102.311)付近まで下落している。
一日で6%以上もの下落なので、今夜のは米国の石油株はかなり売り込まれる事が想定される。
エネルギーセクターで有名なETFのXLE等は要注目かもしれない。
そして、この原油の動きは米国が景気後退に突入していくという事を見越している方が多いという事を意味しているのではなかろうか。
リセッションがこれから来るとなると、原油の下落はまだ始まりであり、主要三指数は今の価格から更に下に掘っていく事も考えられる。
自分もS&P500連動のETFでVOOという金融商品を持っているし、QQQやレバナスとオルカンにも投資しているので、ここから指数が売られると自分の資産も目減りしていく事となるが、原油が下落すればCPIの結果が予想を下回り、インフレ鎮静化の兆しが見えてくるかもしれない。
もしそのようにうまく事が運べば、FRBが金融引き締めの強化を緩めてくる事も考えられる。
なので自分としては資産が減っていくのは確かにきついが、それもインフレが落ち着くまでの辛抱だと思って米国市場を見守っていこうと思います。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を下記に載せておこう。
上位銘柄の中ではMeta Platformsが売り込まれていたが比率としては大きな変化はなかった。
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