へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

S&P500種指数は最高値を更新し続けている。

皆様お久しぶりです。

今年も1ヶ月が過ぎてしまいましたが、そんな中どうお過ごしでしょうか。

自分は以前と変わらず米国株市場を追っかけております。

 

さて、表題にもあるようにS&P500は2月に入っても史上最高値を更新している状況です。

しかし全体が上昇しているわけではありません。下記にS&P500の直近1ヶ月間のヒートマップを載せてみます。

左上側は緑が目立ちますが右に行くほど赤が増えているように見えます。

特にTECHNOLOGYセクターの勢いが強いですね。

今の状況だとAI関連が市場をけん引していると言っても良いかもしれません。

 

という事でまだ決算が出ていないNVIDIA以外の大型ハイテク企業の決算内容を簡単にまとめてみます。

Tesla

EPS 結果$0.71 予想$0.74

売上高 結果$251.7億 予想$257.6億

納車台数484,507台

 

Microsoft

EPS 結果$2.93 予想$2.77

売上高 結果$620億 予想$611.3億

Azure成長率+22%

 

Meta

EPS 結果$5.33 予想$4.97

売上高 結果$401.1億 予想$391.7億

ガイダンス

売上高 結果$345~370億 予想$338.7億

 

Google

EPS 結果$1.64 予想$1.60

売上高 結果$863.1億 予想$853.6億

Google Cloud成長率+25.6%

 

Amazon

EPS 結果$1.00 予想$0.80

売上高 結果$1,700億 予想$1,662.6億

ガイダンス

売上高 結果$1,380~1,435億 予想$1,421.7億

AWS成長率+13%

 

Apple

EPS 結果$2.18 予想$2.10

売上高 結果$1,196億 予想$1,182.6億

Teslaの決算は悪かったですが、その他は良かったのではないでしょうか。

実はこの決算結果は前回も同じようにTeslaだけがEPSと売上高の市場予想を下回っているんですよね。なのでTeslaの時価総額は減少しており、Tesla株が指数に影響を与えにくくなってきています。

パフォーマンスが良い株式は指数へのウエイトが大きくなり、悪ければ寄与度が低くなるという、これが時価総額加重平均の強みでもありますね。

こういった時価総額加重平均型の指数に連動した投資信託をコアとし、サテライトを個別株に割り当てるというコア・サテライト戦略はほんとよく考えられた投資戦略だと思います。

現在はS&P500種指数が市場最高値を更新し続けているので投資に回せる資金を全部コアに回しても良いくらいパフォーマンスが出せているのではないでしょうか。

 

ただ注意しなければならないのはこのまま都合良く指数が上昇し続けられるか未来の事は分かりません。

2/2に発表された雇用統計は数値的にはかなり強く米金利は大きく上昇しています。

金利が上昇すると企業業績に悪影響を与える要因になりますので、株価が急落し易い環境化であり、なによりまだFRB政策金利を高いところで維持し続けています。

そして2月は歴史的に指数が弱含むというアノマリーもあります。

上記はS&P500の月ごとのパフォーマンスをグラフ化した表になりますが、2月と9月はマイナスになっておりますので、いつ急落が来ても良いように心の準備はしておきましょう。

 

まあ金利とかアノマリーを無視して指数が上に行ってしまうかもしれないんですけどね😊

 

ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。

この自分の考えが何かの参考になれば幸いです。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

MicrosoftAppleを抜きQQQのトップになりましたね。

 

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