へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

少し楽観に移行しているかもしれない米国株市場

すでに今年も成人の日を過ぎて10以上経っていますね。

そんな中いかがお過ごしでしょうか。

自分はひたすらチャートを眺めております。

 

さて、雇用統計から米国株は少しづつ上昇の兆しが見えてきており、1/10のパウエル議長の発言も金融政策についてタカ派的な発言がほとんどなかったため、おそらくはCPIの結果次第ではありますが上昇していきそうです。

 

CPIは、寄与度の高いshelterが肝になってくると思っており、下記はケースシラー住宅価格指数のグラフになります。

こちらは間もなくコロナ前の水準に落ち着こうかというところまで下落しております。

 

そして下記は家賃価格の推移ですが

前月の家賃価格は2018年からのデータでみてもかなり大きな下落をしていますね。

 

これらの事が反映されれば、1/12のCPIは前月から比べても低い数値が出ると予想できます。

上記がCPIの予想値になりますが、コアCPI(前月比)以外は下がってくるということになっています。

少し気になるのはコアCPI(前月比)の予想が上昇している事と、これらの予想の上を行く結果が出た場合は株価が急落する可能性が高いです。

 

しかし、それよりも自分が市場が楽観的に思っているのではなかろうかと懸念しているのがCPI後から始まる決算シーズンです。

これからの決算では良い結果が出てくるとはどう贔屓目に考えてもそうならないのではないでしょうか。

上記はSP500のEPSの推移を表した画像になりますが、Q2とQ3決算が出た時に急落しております。

株価はEPS×PERで決まるので、今回の決算でEPSが下がれば、必然的に株価も下落すると思われます。いわゆる逆業績相場という事ですね。

なので、CPIでいかなる数値が出たとしても、その後大幅に下落する可能性があるという事を念頭に置いておいた方がよいかもしれません。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

 

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