へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

11月7日からの米国株市場の個人的展望

11/3の深夜にFOMCからのパウエル議長の記者会見と11/4の雇用統計の発表があり米国株はかなり乱高下したという印象でした。

来週は11/8に中間選挙と11/10にCPIの発表があるので、今週の乱高下相場を継続してくるのではないかと自分は読んでいます。

 

下記に11/3~11/4までのNDXの5分足チャートを表示してみますが

パウエル議長の発言が開始された午前3時半頃に一旦上昇したもののすぐに大きく下落。

これはパウエル議長がターミナルレートを今予想されている水準よりも今後引き上げる可能性がある事を示唆するような発言や、利上げを停止して物価上昇を抑える事に失敗するよりも行き過ぎた利上げをしてその後利下げ等をし修正する方が良いといった思惑の発言があり株価が急落したと思われます。

 

その後の雇用統計では予想20万人に対し、結果は26.1万人で、まだまだ雇用は強いと思われ急落し、その後買い戻されたといったところで終えています。

雇用統計発表時に失業率の発表もあり、予想3.6%に対し結果3.7%と予想よりも悪かったという事もありその辺が買い戻しが入った理由といったところでしょうか。

多くの投資家はまだどちらに振れて良いのか迷っているような感じがします。

自分はレバナスに資金を投入していきたいのですが、インフレが鎮静化する兆しが明確に見えておらず、FRBも利上げの停止を本格的に考えてはいないようなので、まだ実行できていません。

一応11/10発表のコアCPIにおいては割合の高いShelterの部分がそろそろ下げてきそうと読んではいます。 

上記が11/10に発表のShelterの計算式に使われるであろう期間を赤枠で示しましたが、10月はかなり下落しており、その部分が計算式に組み込まれてくるので、今回発表のコアCPIは比較的マイルドな数値を出してくるのではないかと個人的には思っています。

 

しかし、下記にコアCPIの予想を載せてみますが

予想は6.5%とかなり高い数値なので、自分の考え通りにCPIがマイルドな数値になるとは限らないので油断はできませんね。

 

そして、WTI原油が上昇してきているのも不気味ですね。

下記にWTI原油の日足チャートを載せてみます。

雇用統計の発表時には5%以上の上昇がありました。これは中国の経済再開の思惑やOPEC+の減産、ドルインデックスの低下等の影響かと思われますが、これが上昇してくると総合CPIが予想より上振れてくる可能性があります。

 

来週も米国株から目が離せませんね。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

Metaの比率がPepsicoCostcoT-Mobileよりも低くなっています。

 

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