へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

9月15日からの米国株市場の個人的展望

前回の自分のブログからCPIの発表を挟んでのブログ更新となりましたが、CPIの結果が予想を超えてきたため、9/13に米国株主要三指数は大きく下落しました。

そして、そこから2日程経過していますが、少しづつ米国株は落ち着きを取り戻してきているようです。

下記に米国株先物の動きを載せておきます。

 

ここまでを受けて今後の米国株の状況は、自分の考えでは上昇はするかもしれないが非常に上値が重い展開が継続すると思っています。

理由としては市場の9/21FOMCでの金利予想に100bpsが入っているという事です。

上記のグラフでは100bpsの利上げ予想が26%となっています。(9/15 18:30現在)

CPI発表前は50bps予想があったのですが、それが消え100bpsに置き換わっています。

 

CPI発表後に米国株主要三指数の下落の大きな要因は、CPIの結果が高く(特にコアCPI)この9/21FOMCで100bps利上げが実行されるのではないかという懸念からのショックだったのではないでしょうか。

 

一応現在は75bps予想の方が高く、実際には75bpsの利上げに留まると思われるので、時間が経てば株価は少しづつ戻ってくると思いますが、NDXは直近高値を超える事は非常に厳しいと思っています。

下記にNDXのチャートを載せてみますが、

直近高値の12740付近(赤実線)までの上昇で再び下落するのではなかろうかと思っています。

仮にこの値を上抜けたとしても13135(緑実線)か、良くて13670(青実線)までだと考えています。

 

9/21のFOMCでパウエル議長がどのような会見をするかは分からないですが、株価にとってポジティブな発言はほとんどないと思われますので、しばらくは12740付近(赤実線)でモミモミする展開が続くのではないでしょうか。

 

まあ、パウエル議長が100bpsを発表した場合は6月中旬に付けた底値を下回ってくるという事も想定しておいた方が良いかもしれません。

 

まだまだ米国株に投資している方々(自分も含め)にとっては非常につらい時期になりますが、CPIの結果が良い方向に改善してくるまでなるべく平常心を保っていきましょう。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

大きな比率変化はなさそうですね。

 

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