最近はすっかり寒くなってきましたね。
そして米国株市場も寒気がするほど下落しております。
10/7に雇用統計が発表され、結果は下記のように予想25万人に対し、結果26.3万人となりました。
これを受けて米国株市場は大きく下落。
上記のようにヒートマップを見ても赤が多いことが分かります。
そしてここで少し違和感があるのが、エネルギーセクターがほとんど上昇していないという事。
雇用統計前からOPEC+の減産の発表があり上昇を続けていたので、雇用統計後もエネルギーセクターだけは強いだろうと思っていましたが、米国株市場全体が大きく下げた影響を受けてしまったのでしょうか。
今後、米国株市場が上昇してくるにはインフレが鎮静化してきたという経済指標が出てこなければいけませんが、WTI原油がこれほど勢い良く上昇していると、かなり厳しい状況がまだまだ続きそうですね。
そしてFRBの金利予想も75bpsの利上げ確率が上がってきました。
75bps予想が79.6%となっていますが、これが下記のように12/14のFOMCでも75bps予想が23.0%となっています。
雇用統計の結果後にここから更に2回連続で75bps利上げという可能性が出てきました。
こうなってくると年内に米国株市場が上昇ラリーを起こすという事が難しくなってきたのではないかと感じています。
下記にコアCPIの予想を載せてみますが、
予想が6.5%とかなり高い数値が出ています。
これを上回ってくると米国株市場は更に下に掘っていきそうですね。
10/13は要警戒しておきましょう。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。
Appleの比率がまた13%台に戻っていますね。
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