6月8日の米国市場は下落で終わった。そして、下記に載せた先物の価格を見てみると今夜も米国主要三指数は下落からスタートする模様だ。
ただ、NDXのチャートを見るとどう考えてもPIVOTを基準に動いているように見えて仕方がない。
上記のように6月に入ってからはPIVOTのP(12563.69)のラインで下値が支えられていて、ここを下回ったら買いが入るようにアルゴが組まれているとしか考えられない。
とは言うものの、6月10日に発表があるCPIの結果でこのPIVOTのラインを下抜けてくるのではないだろうか。
CPIの予想は8.3%となっているので、これが予想を上回る結果が出た時にはPIVOTのラインを軽々と下抜けてくるだろう。
ちなみに5月24日のブログの中で、CPIの予想を画像付きで載せているが、その時は8.1%となっていたので、予想が直近で引き上げられている。
これはまだまだインフレが鎮静化する兆候が見られていないという事を示唆しているのではないだろうか。
結論として自分は6月10日以降の米国市場はかなり厳しい状態になると思っている。
そして、6月16日にはFOMC記者会見があるので、そこでパウエル議長から金融引き締め強化の意向が伝えられ、更に株式市場は下落の一途をたどるのではないだろうか。
つまりはレバナスの買い場が近づいてきているということだろう。
200週移動平均にタッチした時が最大のチャンスかもしれない。
下記に載せたチャートはNDXの週足チャートになるが、200週移動平均線(緑色の線)まで14.5%ほど下がった価格となる。
今の内に心の準備をしておこう。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておこう。
特に大きな変化はないといったところか。
今夜の米国市場はちょっとした下落で終わるかもしれないが、明日からが本番であることには注意しておこう。