へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年6月21日の米国株市場の個人的展望

6月17日の米国株市場はセクターによって上昇した株もあり、下落した株もあった。

特に目立ったのはエネルギーセクターの下落だろう。

下記はS$P500のヒートマップだが、右中央のエネルギーセクターがとにかく赤い。



この影響もあり、石油株の割合が比較的高いNYダウはほんの少し下落したが、他の指数はプラスで引けた。

なので、月曜は米国市場は休場なので火曜日の相場は全体としては上昇する事も考えられるが、自分はおそらく下落スタートとなると予想している。

 

理由としては仮想通貨の世界で大きく下落している通貨が出てきている。

下記は6月18日の主要仮想通貨の値動きとなるが、

仮想通貨の代表的な存在のビットコインイーサリアムがかなり大きな下落で、ここ最近の傾向として、ビットコインとNDXはかなり高い相関性があるので、この動きの影響を受けて6月21日は下落スタートとなるとみている。

 

下記のチャートはビットコインとNDX(橙色の線)の値動きと、下の部分の青いグラフは2つの商品の相関係数を表したものになるが、

値動きは2022年に入ってからかなり似ている。

そして相関係数は0より上に推移してる時期が多いので、これらのことから来週のNDXは弱い可能性が高い。

 

ただ、ビットコインのチャートをもう少し長い期間で見てみると、下記のように2017年末の高値をサポートとしているようにも見える。

もし、ここをサポートラインとして反転上昇した場合は、自分の予想は外れて火曜日のNDXは上昇するかもしれない。

なので明日6月19日のビットコインの値動きを注視しておいた方が良いかもしれない。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておこう。

6月16日引け後にAdobe Systemsの決算があり、EPSと売上高はよそうを上回るもガイダンスを外してしまい時間外で4%以上売り込まれていたが、市場が開いてからは-1%程で終えていた。多分NDX全体が上げていたのでそれに引っ張られた感がある。

 

まだまだインフレは鎮静化している兆しはないし、ビットコインの暴落もあり、来週も株式市場はかなり厳しい結果となりそうだが、いつ指数が反転してくるかは分からないので相場の動向を見守っていきたいと思います。

 

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