昨夜の米国株市場はまたまた下落しましたね。
上記のように米国三指数ともになかなかの下落です。
直近ではNYダウはほとんど下落せず、NDXがかなり大きく下落している展開が多かったのですが、昨夜は米国三兄弟揃って仲良く下落で終えましたね。
この下落が更に続くのかというと、私には全くわかりませ~ん。
ただ上記のようにFear & Greedは少しづつEXTREME FEARに近づいております。
このEXTREME FEARに来た時はかなりの買い場になると思っていますので、もう少し下落して頂ければ、買い場がくると思っています。
ただ、米国株市場を取り巻く環境は悪いんですよね。
FRBのパウエル議長はインフレを抑えつけるために利上げを継続中であり、2023年のターミナルレートも5.1%と下記のようにドットチャート上では示されていますが、
インフレが収まっていなければ、更に利上げしてくる可能性があります。
何より株価が上昇してきてしまうと、株式投資している人達は気分が高揚してきて、多少物価が高くてもお買い物してしまうんですよ。
なので、株価をかなり低い水準に抑えつけなければ、インフレは低下していかないと思います。
パウエル議長はその事も重々承知しているようで、ちょっとでも米国三指数が上昇してくるとタカ派発言連発を繰り返してきました。
という事で、株価が上昇してきて、楽しいお正月を迎えるという事はほぼ無いと考えて間違いないと思っています。
Fear & GreedがEXTREME FEARに突入して、なおかつEXTREME FEARの中でもEXTREME FEARに到達するくらい下落していく必要はあるかなって感じです。
上記はNDXの日足チャートですが、自分の中では青色の矢印のような軌道を描き、NDXが8000ポイント近くまで下落するのではないかと思っています。
そこまで下落すればEXTREME FEAR中のEXTREME FEARとなり、人々は株価に無関心になり、インフレ率も落ち着いてきているのではないでしょうか。
その水準に到達するまで、買いを急がず、じっと耐えて待っていようと思います。
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