へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

Netflixの決算発表を受けてからの独自の投資戦略

2022年4月20日の米国市場引け後にNetflixの決算発表があり、決算の内容が悪く時間外で25%以上下落している。

 

Netflixという企業の概要は、
世界最大級のインターネット動画配信サービスを手がける企業で、全世界で2億⼈を超える契約者数がいます。米国では月額
9.99〜19.99ドル、⽇本では月額990〜1,980円でサービスを提供しています。

引用:SBI証券企業情報ページ

 

米国のテクノロジーセクターに分類されている企業ですね。

コロナでの巣ごもりで契約者数が増大し、コロナ前の株価から計算すると80%以上も上昇していた時期もあった銘柄です。

 

ところが、2022年1月20日にあった決算発表でガイダンスをミスし、

その当時の株価から20%以上も下落してしまった銘柄でもあります。

そんなNetflixの今回の決算の内容はというと

 

決算の内容は、

売上高結果$7.87B 予想$7.93B

EPS結果$3.53 予想$2.9

Q2ガイダンス

売上高結果$8.05B 予想8.21B

EPS結果$3.00 予想$3.01

EPS以外はすべてミスしている。

そしておそらく株価を時間外で大きく下げた理由はこの他に、有料会員数が20万人ほど減少してしまったという報告がされたからだろう。

ロシアでの会員が70万人ほど解約が原因とされていますが、米国はコロナからの回復が早く巣籠り需要は今後厳しくなる公算が高いことを考えると、

今後会員数が増え、売上や利益が増大していくビジョンは見えないかもしれない。

 

ちなみにNetflixの株価を比較的長めのチャートをtradingviewというサイトで確認すると、

まるでタイムスリップしたかのように、時間外の価格はコロナ前を飛び越えて2019年までの価格に落ちている。

 

この銘柄をここから買うのはかなり危険かもしれません。

市場が開いてみてからでないと分からないが、この事が原因でテクノロジーセクター全体に波及して指数が下落しなければ良いのだが... と考えてしまうところを敢えて、下落したら指数連動型ETFを買っていきたいと考えている。

なぜならば、Netflixが今後業績が悪化し続けていったとしても指数はその銘柄の割合を低くし、または除外等をし、その時代に合った銘柄が新たに上位に入れ替わっていくようにできているからだ。

なので、もしこのことが原因で指数全体が下がるのであれば、そこは指数連動の投資信託を買うチャンスでもある。

ただ、一気に多くの資金を入れずに少しづつ分散して入れていこうと思う。

下落は一日で終わる事はなく連続で下がる事もあるので、一気に多額の資金を入れてしまうと自身のメンタル的にきついと感じることもあるからだ。

この作戦がうまくいくかどうかは分からないが、自分はあくまでも長期目線なので多少の下落は許容していこう。

 

ただ、もし指数が上昇してしまった場合、何もせず静観しておこうと思う。

下落した時に買わないと大きく含み益を伸ばす事が難しいと考えるようになってしまったからだ。

 

まあ、とにかくNetflix決算後の株価の動きをチェックしていこう。

そして、この考え方が今後に生きていきますように。