5月27日の米国市場は全面高で終えた。
なぜこのような連騰が続いているのかは、少しづつインフレが改善の兆しが出ているということなのだろう。
下記に載せているのは米国PCE物価指数というものになるが、5月に発表されたものは4月の数値から下落してきている。
そして、下記はツイッター上で見つけた情報になるが、
エコノミストもインフレが低下し始めてくるとみている方が出てきたようだ。
おそらくこの流れでいけば月曜の日本株市場はかなり強く動く可能性が高い。
なにしろ5月30日は米国市場が休みのため、米国株先物の動きに影響を受ける事がないためである。
ただ、10時半からは中国市場が開くため、その時間帯で動きが変わるかもしれない。
まあ自分は日本株を今年は買ってないので全く影響はないのだが、少し気になっているのはレーザーテック(6920)という半導体検査装置を製造している企業で、日中の出来高はいつも上位に入っている銘柄だ。
そして下記がレーザーテックのチャートになるが
4月後半辺りからほぼ横ばい状態を継続している。
つまり今の価格である17600付近が底値の可能性が高い。
ただ注意したいのは、信用倍率が高めで推移しているところか。
下記は日本株の信用買い残と売り残が見れるサイトであるが、そこでレーザーテックで検索をかけると
信用買い残の中でも200万株以上が制度信用の状態だ。
制度信用は半年以内に決済しなければならないので、大体高値から半年後に強制的に売り圧力がやってくる。
レーザーテックの直近高値は2021年12月下旬から2022年1月上旬なので、そろそろ信用買いの強制決済がされると思われる。
個人的にここは常に監視しておこうと思う。
そして恒例のQQQの上位構成銘柄の比率を載せておこう。
NDXの構成銘柄はほぼほぼ全面高といった具合なので比率に大きな変化はない。
来週の月曜は米国市場は休みなので、日本市場に注目してみたいが、火曜からはまた米国市場が開くので、この連騰がまた続くか下落するのかを注視していきたいと思う。