へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年8月12日の米国株市場の個人的展望

8月12日の米国株市場は下記の通り先物の動きを見ると上昇からスタートするようです。

ただ、自分は市場が開いてから上昇したとしても上値は限定的かと思っています。

その理由としましては、CPIの発表があった8月10日に米国主要三指数は上昇しましたが、翌日は下落。

特にNDXのCPI後の値動きはテクニカル的な動きが大きかったかなと自分は思っています。

下記はNDXの日足になりますが、

CPI発表直後にPIVOTのR1(13501.05)にむけて上昇し、翌日8月11日はR1のラインを抜けましたが、そこから下落して陰線で終えています。

そして、このラインは4月下旬~5月上旬にかけてモミモミしていた時期の高値でもあります。

以上の事から、例えCPIの結果が予想を下回り、インフレがピークを向かえ下落してくる兆候が見えてきたとしても、この2つのライン(PIVOTのR1、4月下旬~5月上旬の高値)を抜けるにはかなりの買い圧力が必要だと思われます。

 

このラインを抜けてくる可能性として自分が考えているシナリオとしては、コモディティ価格の下落が続くのであれば、NDXは更に高値を目指していくのではないかと。

コモディティの代表格であるWTI原油のチャートを下記に載せてみます。

6月辺りから下落が続いてはいますが、直近でPIVOTのS1(88.738)付近で反発し、上昇しています。

これが更に上昇してくると次回のCPIの結果が予想を超えてくる事も考えられ、それによりFRBが金融引き締めを更に強化してくる事も考えられます。

一応緑色の200日移動平均線に頭を抑えられている状態ですが、WTI原油の値動きは注目しておいた方が良さそうです。

 

これから夏枯れ相場という出来高が多くない時期に突入していき、乱高下しやすい状態になり、更に9月からFRBは月に950億ドルという規模でQTを行うので、もしかするとNDXにとっては非常に厳しい結果が待っている可能性もありますが、大きく下落したときには指数に連動したETFを買い増しできるよう準備しておきたいと考えております。

 

最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。

Nvidiaが利益警告をし、大きく売られたため比率が少し減少していますね。

 

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