へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年5月16日の米国市場の個人的展望

先週の金曜日に米国株市場は上昇で終えたが、今週にこの流れを継続できるかというとここからほぼ横ばいの値動きになるのではないかと思っている。

今のことろ、特に米国のインフレ状態が改善しているという状況ではないからだ。

 

下記の表は米国の消費者物価指数(CPI)の推移を表したものだが、

ここからも分かるように予想値に対して結果が上回っている事が多い。

特に米国株指数の寄与度の高い銘柄はインフレ上昇に弱いハイテク株が中心のため、このCPIが下がってこないとなかなか米国株全体が上昇しないのではないかと考えている。

 

逆に言えばこのCPIが予想を下回ってきた時が株価上昇のきっかけとなるだろう。

なので、今現在はしばらく横ばいの動きが続くと思われる。

一応6月10日に次のCPIの発表があるので、ここまでは大きく動く可能性は低いかもしれない。

あとはインフレにより米国がリセッション入りし、FRBが金融政策の変更を余儀なくされた時や、またはロシア・ウクライナ問題が好転した場合か。

 

とりあえずQQQの上位構成銘柄の比率を確認しておこうと思う。

先週の金曜と比べて大きな変化はないといったところか。

ただ、こういった指数は定期的にリバランスを行うので、このインフレの影響下でも強い銘柄が組み入れされる事もある。

 

まだまだ米国株市場はきつい状態が続くと予想しているが、CPIの結果や今後のFRBの政策、ナスダック100構成銘柄の動向などをチェックしていきたい。