もうすぐクリスマスですね。そんな中、皆様はどうお過ごしでしょうか。
自分はクリスマスがすぐそこまで迫ってきているというのに相変わらず米国株に注目している毎日を過ごしております。
早速ですが先日、このブログでHYGというETFの値動きからの今後の米国株を考察してみたとかいう記事をちょっと載せましたが、このHYGとほとんど同じ値動きをするJNKというETFがあるのをご存じでしょうか。
下記にJNKの説明を載せてみます。
こちらもHYGと同じく比較的格付けの低い会社の社債を集めたETFです。HYGとの大きな違いは運用会社が違うという点でしょうか。HYGはブラックロックという会社が運営しており、JNKはステート・ストリートという運用会社のETFであります。
ブラックロックもステート・ストリート社のどちらも主要な米国ETFを購入した事のある方であれば聞いた事があるかもしれませんね。
この2つのETFの設定来からの週足チャートを比べてみたのが下記となります。
青線がHYGで、オレンジ色の線がJNKです。
多少上下の変動幅が違っているとは言え、ほぼ同じような値動きと言って良いレベルかと思います。
前置きが長くなりましたが、このHYGとほぼ値動きが同じJNKとSPXのチャートを比較している方がいるのをツイッター上で発見したのでご紹介したいと思います。
その方が載せていた画像が下記となります。
上の赤線がJNKで、下のオレンジ色の線がSPXですね。
緑色の矢印は左からリーマンショック、コロナショック、今現在(CPIショック?)となります。
この方も自分と同じくJNKの底値にサポートラインを引いていますね。
今の米国株市場の大きな下落局面は、格付けの低い社債のチャートから見るとSPX等の米国株指数的に見て、買い場なのではなかろうかと判断されているのかもしれません。
格付けの低い社債が買われているという事は、今後経済が悪化するであろう事はすでにかなり織り込まれたのかもしれません。
ただ、今が米国株の底値圏なのかもしれませんが、株価が上昇してくると必ずFRBがタカ派発言を連発して株価を下落させてくるという時期なので、そこがリーマンやコロナショックと、今回の下落の大きな違いでしょうか。
まだ毎月の積立以外で米国株に投資できるような安全な状態ではないとは思っていますが、HYGやJNKの動きから推測すると買い場は徐々に近づいていると考えております。
もうすぐクリスマスだというのに米国株は厳しい状態が続いておりますが、安全な買い場は近いと信じてその時を待ちましょう。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。
前回のブログでは気付かなかったのですが、Microsoftの比率がAppleを上回っていますね。
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