へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

保有しているレバナスの投資方針について

7月1日の米国株市場は自分の予想とは反対に上昇して終えた。

そして、コモディティ価格の方は下落が続いているので、少しインフレが鎮静化に向かっているかもしれない。

下記が自分が注目しているコモディティ価格のチャートで

2日連続で比較的大きな上髭を付けて下落してる。

 

この結果からFRBのFFレートの上げ幅縮小を先読みし、NDXが上昇に転じてくる事も考えられるが、もしNDXが上昇してくるのであれば自分が現在保有している投資信託のifree レバレッジ NASDAQ100(レバナス)を一旦売却する事を検討している。

 

まあ、まだ7月後半の決算シーズンが控えており、ここでの企業業績の見通しがあまり良くない可能性が高いので、NDXが目先上昇したとしてもその上昇期間は短そうであるが...

なので自分のレバナスの売却時期は8月以降になると思う。

 

売却の理由としては、レバナスの金利コストが自分が思っていたのと違っていたという事が最大の理由で、この金利コストがかかるせいでレバナスのパフォーマンスがかなり悪くなる可能性がでてきたからだ。

 

https://www.daiwa-am.co.jp/fundletter/20220701_90.pdf

上記が大和アセットマネジメントさんのifree レバレッジ NASDAQ100のファンド情報内にある米国金利による影響と題されたファンドレターであるが、レバナスはNASDAQ100先物を運用してNDXの一日の値動きの2倍動くという運用の仕方をとっているが、この先物には米国の短期金利が内包されており、この短期金利の利子分パフォーマンスが落ちるという事になる。

そしてこれはレバナスを長期間保有すると、その金利の効果がより多く影響してくる。

 

上記の画像はあるyoutuberさんの画像をお借りしてきたものだが、金利が上昇してきた場合のパフォーマンスの部分が非常に分かり易かったのでここに載せておこうと思う。

この画像の黄色の部分が現時点の状況と似ており、つまり今後金利が上昇し、ある一定の水準で固定されてくるという事だが、この場合37年程レバナスを長期保有するとQQQというNDXに連動したETFにギリギリ勝っている程度となる

 

それでもQQQよりはパフォーマンスが良いので長期で保有していても良いのだが(結局どっちなんだい!!)

上記の画像部分ではちょっと分かりにくいかもしれないが、所々の期間で明らかにQQQよりもパフォーマンスが優れている期間がある。

自分が目に付いた所ではITバブル時とコロナショック後か。

ITバブルのような事はおそらく今後起きないと自分は考えているが、コロナショックのような事は起きる可能性はある。

つまり、何かしらの経済危機が起きた場合FRBが大規模な金融緩和政策に乗り出す局面では金利が下がるため、この期間だけレバレッジをかけた方が良いのではないかと。

 

こんな都合良くいくかは分からないが、少なくともFRBFOMC記者会見で今後の金融政策の方針を発表してくれるので、それがレバレッジ系のエントリーor利確タイミングとなるのではなかろうか。

ちなみにコロナショック時は緊急のFRBの会合があったため、少し難しかったかもしれないが、こういった緊急性の時もあると身構えておけば多少タイミングがズレても許容できる範囲内に収まるのではないかと考えている。

 

今回は長々と書いてしまったが、現在の自分の考えを書き残したかったのでこのブログに記録しておこうと思う。

 

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