へるへるの投資blog

QQQとVOOをメインに投資している米国株長期投資家です。

2022年5月5日の米国市場の個人的展望

昨晩はFOMCからのパウエル議長の発言を受けて、米国株市場は三指数共に大きく上昇した。

個人的に注目していた

・利上げは50bps(0.5%)上昇させるのか

 → 5月は50bpsだが、6月も50bps上げていく。75bpsは考えていない。

・QT(量的引き締め)をどれほどの規模で行うのか

 → 6月から475億ドルで開始。3か月後に最大で950億ドルに増やす。

という2点に関して、QTの部分はほぼ市場の予想通りの発言内容だったが、

利上げの部分は市場予想よりもハト派な発言だったため、株価が大きく上昇したのではないかと思われる。

 

ただし、ここから更に連続で上げていくかはちょっと厳しいかもしれない。

それはNDXの週足のチャートで確認すると

5月4日の上昇は、ちょうど黄色の100週移動平均線で止まっている。

この移動平均線は下抜けるとこのラインで頭を抑えられ直後に下落する事が多々あるからだ。

なので、この100週移動平均線を完全に上抜けたのならば上昇トレンド入りしていく可能性は高いが、今晩の動きでどうなるのか注目していきたい。

 

まあ上昇トレンド入りしたとしても、5月6日に雇用統計があり、5月11日にはCPIの発表があるので、そこでの数値次第で上昇トレンドが簡単に崩れていく事もあり得るわけだが。

 

特に5月11日のCPIで予想を大きく超えるような数値が出た場合は、かなり大きくNDXが下落するとみて間違いないと思われる。

その時が来たら、またレバナスに資金を投入していきたい。