もう今年も8月に突入し、まだまだ暑い日々が続いておりますが、そんな中皆様はどうお過ごしでしょうか。
自分は暑くても米国株市場の動向を追っています。
さて8/3にAppleとAmazonの決算発表が終わり、主要な米国の大型テック企業の決算が出揃ったので、簡単ではありますがまとめておこうと思います。
Tesla
〇EPS 結果$0.91 予想$0.82
〇売上高 結果$249.3億 予想$247.3億
納車台数466.140台
〇EPS 結果$2.69 予想$2.55
〇売上高 結果$562億 予想$554.9億
Azure成長率+26%
Meta
〇EPS 結果$2.98 予想$2.89
〇売上高 結果$319.99億 予想$311.1億
ガイダンス
〇売上高 結果$320~345億 予想$311.1億
〇EPS 結果$1.44 予想$1.34
〇売上高 結果$746.04億 予想$727.6億
Google Cloud成長率+28%
〇EPS 結果$0.65 予想$0.34
〇売上高 結果$1,343億 予想$1,313.4億
ガイダンス
〇売上高 結果$1,380~1,430億 予想$1,382.9億
AWS成長率+12%
〇EPS 結果$1.26 予想$1.19
✕売上高 結果$817.97億 予想$818億
全体的に予想を超える結果を出しているところが多いのですが、TeslaとMicrosoft、Appleは決算前から株価がかなり上昇していたので、発表後に大きく下落しています。
というかAppleは売上高でミスしており、これは大型テックの中でも唯一です。
赤枠部分のProducts(製品)の売上が前年同期比と比べて落ちていますね。
そのProducts(製品)とはiPhone Mac iPad Wearables,Home and Accessoriesの事を指しており、この中の緑枠3種類の製品(iPhone Mac iPad)の売上高が前年同期比で低下していますね。
これがApple株の下落の主な原因と思われます。
Apple社の損益計算書は下記のApple社発表のPDFから閲覧できます。
そしてAppleの決算発表後の金曜はNDXも下落で終えました。
ただMeta、GoogleとAmazonは決算後に大きく上昇しているのでこれらの株価が全体の下落をある程度抑えてくれたようです。
この事からも個別株を持つより指数連動型のETFのが安心感はありますね。
さて問題はこれら決算を終えて、今後はどうなるのかなのですが、おそらく8月中は下落に押されそうだと自分は考えています。
以下に下落するであろう理由を3つ程述べておこうと思います。
①世界最大の時価総額を誇るAppleの決算が期待外れだった事。
②8月の米国株アノマリーが弱い事
上記はS&P500の月次パフォーマンスですが、8月は1年間で3番目に弱い月となります。
③8月発表の総合CPIが高めに出る可能性がある事
上記は8/10に発表される米国CPIを前月CPIの結果とInfration Nowcasting、そして市場予想を比べてみた表になりますが、総合CPIがInfration Nowcastingと市場予想共に前回より高くなっております。
今年4月頃に付けた$82付近まで上昇してきているので、今回の総合CPIは高めにでそうです。
以上の3つの要因により8月の米国株市場はちょっと上昇は期待できないのではないかと考えております。
そしてなりより自分のレバナスの含み損もまた増えてきそうです。
以下が現在の自分レバナスの損益結果となります。
7/22の時点での下記ブログ投稿時よりも40万ほど含み損が増えております(´・ω・`)
まあ気長に待つしかありませんね。
ここまでの自分の考えが何かのお役に立てれば幸いです。
最後にQQQの上位構成銘柄の比率を載せておきます。
NDXのリバランス通りの比率になっていますね。
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